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和書・マンガの評価と感想の記録。

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[本の感想] 名もなき孤児たちの墓



誰の欲望も満たすことのない小説を、僕は書きたい――。ふざけてるのか? 天才か? ムチャクチャな本音で、空洞化した現代に孤高の叫びをあげる鬼才の最新作品集!(Amazon)

賛否両論というのが,ものすごく似合う本。
賛の方は,結構色んな意見が出るんだけど,
否の方は,暴力的とかグロとか,あとは意見なしとか,まぁそこら辺も分かる。
(それって最初の方だけ読んでやめたんじゃと思っ・・・)

この本,Ⅰが短編集で,Ⅱが長編って作りになってるんだけど,
Ⅱから読んで,Ⅰを後ろ側から順に読んでいけば良かったと思う。
ソッチのほうが断然いい。
また,この表紙が良くないハードカバー版を読んでるけど怖いよ。
絵の表紙が,作品に多大な影響を与えすぎてバイアスがひどい。
文庫版は安全そうだけど,もっとお花畑でパアーという感じでもいいんじゃないw。

最初の短編5編くらいは,ちょっとはっちゃけてしまっているんで。グロ耐性ない人には注意。
でも思うんだけど,このグロ注意ってどこまでグロになるんだろう。
個人的には,海外ドラマのクリミナル・マインドぐらいなら全然OKなんだけど。
もう見慣れていて,グロいとすら思わないけど。
だから怖いんだよね,嬉々として紹介している小説・漫画・映画の
ある程度暴力要素を含んでいた時,
その人の心象でドン引きしてしまうかもと思ったりすることも。

個人的には,Ⅱの長編の「点滅・・・」より,Ⅰの短篇集の方が面白いかな。
別に文学に何かを語ろうとすることなんてないんだよ。
ただ単に,作者のやりたいことをやればいいんだと思う。
読者がなにを読みたいかじゃなくて,作品を読んで読者がどう思うかでいいんだ。
こういう話が進んでいるようで,どんどん道をそれていっている感じは結構好きだ。

こういうのを現代の無頼と言っていいんじゃないか。

料理の例えるならば,シェフの気まぐれといったところか。
シェフはどんどん料理作ってよ,ウマイかまずいかどうかはコッチで判断するから。
それだけ腕が試される~!?

Ⅰの2/3が星4で,Ⅰの1/3が☆2,Ⅱが星3で総合的には,星3といったところかな。

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☆☆☆

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  1. 2013/01/31(木) 06:31:23|
  2. 本 ☆☆☆
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[日記] 長風呂 

冬に指先がふやけるまで湯に浸かるのが好きだ。
本当1日の疲れを癒す風呂の有り難みが分かる季節だ。
入浴剤の洗濯にも気合が入る。
実家ではバブが多いが,私は温泉の素みたいな入浴剤が好みだ。
特に行く機会がないだろうなという,
東北や北海道なんかの温泉が入ってるのを選んだりする。
夏はシャワーですませることが多く水道代が浮くのと
裏腹にこの季節の水道代が跳ね上るのが玉に瑕だ。
それでも銭湯に通うよりはるかに安くつくのでいいが。
お湯の出もよいので,すぐに溜まってくれるのもいい。
たまにホテルに泊まったりすると,
お湯の出が悪くてガッカリすることもある。

温度は,肌にジンジンくるのは好きじゃないが,熱めがいい。
ヌルい風呂に長めに入るより,熱い風呂に長めに入るほうがいい。
そうでないと芯まで暖まっている感じがしない。
ウチの風呂は,体をまっすぐ伸ばすことはできないが,
それでも足を伸ばせるので十分だ。
やはり風呂は足を伸ばせて,肩まで湯につかれるのでないと。



今日は長く浸かりすぎた。
ちょっとのぼせてしまった。
こういう時は,ベランダにでて涼んでみるのも一興だ。
高知は,まだ空気が澄んでるし,夜の明かりもそれなりなので
星を眺めることが出来る,キレイだ。
私の住んでる所は,人通りも少なく,
静かで穏やかな夜を迎えることが出来る。
ここで1杯・・・なんてすると,
直ぐに冷えてしまい,もう一度入り直さなければいけなくなるので遠慮しておこう。
それにしても静かだ。
火照った体に冬の寒さスッと浸透してくる,
遠くに大きな木がまっすぐ伸びているいるのが分かる。
まるでトトロに出て来るあの巨木のような風格だ。
周りに自然を感じさせるものがあるというのはいい。
そんなことを考えていると,のぼせた感じはなくなったので,部屋に入ることにした。
そして牛乳をあいにく切らしているので,ビールでも1杯。

こうやって,すごく熱いからすごく寒いに変わるのって,
サウナから水風呂に行くみたいでクセになるかも。
といっても私は,サウナを出たらぬるま湯をかけて,露天で体を冷ますほうが好きだが。

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  1. 2013/01/30(水) 01:03:02|
  2. メモ・日記
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[日記] とんかつとご飯

ご飯のない日本食なんてありえない。
お米を食べない国の人たちは,ご飯になんの味もついてないことを嫌がるそうだ。
それならパンはどうなんだろう,シンプルなフランスパン・食パン・ベーグル・スコーン。
全部味がついてないじゃないか。いや,ついてるんだけど。
でもご飯のようにおかずと一緒に食べるってことはしないか。
こちとら三角食べなんてものがあるくらいだ。
それくらい日本食に重要な米。
あのホカホカのご飯を食べる,絶品さときたら。
魅惑の炭水化物。

2013年の某日,あるとんかつ屋に行った。
かつやだ。深夜近くの真っ暗な夜の中定食を食べられるのは,高知ではそんなにない。
ファミレスやほか弁なんかもいいいが,少々味気ない。
ガッツリといきたい夜もある。
そんな時かつやは,まさにオアシスだ。
到着すると,そこには男女様々な人間たちがいる。
仕事帰りや家族連れ,学生仲間?,流石に制服はいないが。
おもむろに席に座る,この字のカウンターが二つあり,家族用の席もある。
こういう所での微妙に間を開けて座るのが,なんか好きだ。
牛丼屋なんかでも見る,微妙な距離感。
気をはらず,それでいて自分のテリトリーを確保する座り方。
飯時の混雑時はできないが,こうやって遅れた飯を食べる時にできる贅沢だろう。

さて何を食べようか。
いつもカツ丼なのだが,今日はそういう気分じゃない。
チキンカツ丼という新作もあるのか試してみたいが,しかしこれはまた今度だ。
今日は定食が食べたいんだ。
とんかつ定食,これだ,こういう揚げ物は中々家ではできない。
とんかつってのは,それだけでお腹いっぱいになる。
なのでこれ単品の為に,揚げ物をしないといけなくなる。
その時に大量の油が必要になる。
一人暮らしで油物なんて滅多にしないので,保存して次に使うのも面倒となる。
やはりとんかつなんかの揚げ物は,それ専門の店て食べるがいい。
このトンカツ屋というものだが,
私はショッピングモールや駅中などにある専門店も中々好きだ。
チェーン店のトンカツ屋というのは,ラーメン屋についでそれなりに安牌だ。

熟考の末,ヒレカツとエビの定食を頼んだ。
エビが余計かもと思ったが,最近エビフライ食べてなくてつい手が伸びた。
そして待つこと数分,注文の料理が前におかれる。
そこで始めて気がつく。ご飯が少ない。
レンジでチンのご飯より,少ないのではないか。
かつやのカツ丼のご飯の量はいい塩梅だったのに,これは如何に?
とんかつにはたっぷりのソース,
きゃべつにもたっぷりドレッシング,
エビフライにもたっぷりのタルタルソース。
これを小さめのお茶碗いっぱいのご飯で受け止めよというのか。
サポートとして豚汁と自由にとれる大根の漬物があるが,心もとない。
そうか失念していた。
かつやのとんかつ定食は,ご飯おかわり自由ではないのだ。
とんかつ屋は,ご飯おかわり自由のところが多い。
それは,これだけの揚げ物を出されれば,それなりのご飯が必要になるだろう。
言い換えれば,トンカツは銀シャリを頬張って食べるのに最高の料理というわけだ。
これでは,おかわり150円は最低でも一度必須だろう。
まさかこれが狙いなのか。そしてその狙いは当たった。

そもそもとんかつ定食,このご飯の量で足りるのだろうか。
私は,トンカツを一口食べた後,サラダかご飯を食べて舌の油分を流したいタイプだ。
続けて揚げ物を食べるというのは,少々きついような気がする。
やはりご飯は無くてはならないだろう。
揚げ物しかなくて,食べ進めるというのは,砂漠を水なしで渡る行為に等しい。
ビールがあれば別だけど。

それにしても,かつやのソースって結構良かったな。
テイクアウトで頼めば,ビールも飲めて,ご飯もアレくらいでちょうどいいかも。
次はそうしてみよう。

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  1. 2013/01/29(火) 01:28:33|
  2. メモ・日記
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[映画] オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー



「仮面ライダー」生誕40周年を記念した劇場版ヒーローアクション。オーズはNEW電王と合流し、「1971年11月11日」へ向かってモールイマジンを撃破。ところが戻ってきた「2011年4月1日」の日本は、悪の秘密結社・ショッカーに支配されており…。(Amazon)

子供も大人も楽しめる映画という宣伝はあるが,
これはそのど真ん中をいく映画であることは間違いない。

今まで仮面ライダーの劇場版は,
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』(以降,W劇場版)が群を抜いて1番好きだった。
今回の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(以降,オールライダー劇場版)は
それに匹敵するほどの出来だと確信して言える。(ちなみに次点は,555のPARADISE LOST。)
けれどこの2つは面白さのベクトルはまったく違うのだ。

W劇場版は,Wシリーズの延長として面白いが,
オールライダー劇場版は,仮面ライダーシリーズの延長として面白いのだ。
今回のオールライダー劇場版は,オーズ・NEW電王・1号2号がメインとなる。
オールライダーというように,昭和・平成すべての主役級のライダーが登場するが,
それは最後の1/3を過ぎてから,これがこの映画を良くした秘訣だと確信している。

さてここで簡単にシナリオを言っておくと,
オーズの世界に現れたイマジン(電王で出現する怪人),これをオーズの火野映司とアンクは
倒そうとするがイマジンは過去(1号2号の活躍した時代)へと行ってしまう。
そこにNEW電王の乗るデンライナーが登場,強引にオーズ組がデンライナーに乗り過去へ,
そこでアンクが悪知恵を働かせ,他のグリードのいない過去でメダルを独占しようとするが,
みんなに止められ,そこでセルメダルを落としてしまう。
そして現代に連れ戻させるが,そこはショッカーの支配する世界に変化しまっていた。
なんとショッカーは,過去に落としたメダルの力でショッカーグリードを誕生させ,
仮面ライダー1号2号を倒し,世界征服を成し遂げてしまっていたのだ。
どうするオーズ,どうする電王。
しかもライダー1号2号は洗脳され,ショッカー最強の怪人として,
オーズの前に立ちふさがることに。

メインとなるライダーを数人に絞り込むことで,
シナリオにある程度の自由を与えることが出来たのだ。
かつて男の子であったなら,子供の頃ライダーを見なかった人はいないだろう。
そんな昔子供であった大人も楽しめるのが,この映画のすごい所。
電王の過去にいくという特色を利用して,平成ライダーと昭和ライダーが同時に活躍できるのだ。
仮面ライダーがほぼ全員登場する映画って,勧善懲悪のヒーローとして
ライダー全員の性格が決まってしまっているという欠点があるんだけど,
これは人数を絞ることで,そうになるのを防げている。
そして過去で活躍する少年ライダー隊,これはかつてライダーを見たことがある人なら,
ぜったいにニヤリとすることができること間違いないだろう。
彼らライダー隊の活躍が,この未来でとある結実を結ぶことになるのは,
かつて子供であった私達を熱くさせること間違いない。

最後のお約束として,全員ライダー集合というお祭り騒ぎでクライマックスを迎えるという展開。
でもキカイダーまで登場させるのはやり過ぎなような,これも40周パワーか。
ちなみに私の大好きな怪人?キングダークが立ち姿で登場するんだけど,すぐにご退場するという悲しい処遇に。
キングダークって,ひとりだけデカすぎて,こういうのでも登場させにくいんだよね。
ストリートファイターのタイステージの仏像よろしく寝ている格好がメインという悲しさ。

最後に一言,岩石大首領ってキングダークより遥かに大きかったんだ。

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☆☆☆☆(今回から映像にも星をつけることにしようと思います。評価は星5中で。)


  1. 2013/01/28(月) 01:36:03|
  2. DVD・TV・映画
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[本の感想] 道化師の蝶


第146回芥川賞受賞作!
無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。
希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、
言語をめぐって連環してゆく物語。
SF、前衛、ユーモア、諧謔…すべての要素を持ちつつ、常に新しい文章の可能性を追いかけ続ける著者の新たな地平。(Amazon)

なんとなく面白いわ。これで十分。
これを説明するのは,趣味の範囲で感想を書くというのは,
私にとって現時点で逸脱している行為になるほど。
力不足を痛感するしだい。
ないしは,本書は説明するのがすごく難しい。
一言でいいならできるけど「虫取り」。

多分読んで,何書いてるんだこれという人もいれば,
なんとなくだけど面白いぞという人もいるだろう。
私は後者かな(不安)。
だから気軽に人に勧めることが出来そうにないのは間違いない。
SFが好きなやつに,勧めてみても何か違うと言われそうだし。
付け加えておくと,
文体が難解なんじゃんくて,文章の構造ないし構成が難しいタイプ。
もっというと,
最後の最後の数ページが,この物語を難しくさせているんだけど,
だからこそ面白いとも言えるわけだ。

円城塔って,SF作家ってイメージがなぜか私の中にあったんだけど,
(たぶん理由は,以前読んだ「屍者の帝国」のせいだと思うけど。)
これはSFというより,サイエンスな着想を取り入れた純文学というのが私の感覚では近い。
各章ごと区切れる「私」という存在を組み合わせて出来上がるパッチワーク,
蝶といういう暗喩が表す「考え」(ひらめき,言語?),
物語の中で変化する登場人物(あれ,あなた女だったの?変身?),
その難解さがクセになる!そんな作品と言っていいはず・・・だよね。

たぶん読みにくいのは,
基準点がなく,閉じた円の中を辿るしかできない本の仕様のせいだと思う。
まるで,気分は車輪をグルグルをまわるハムスターのよう。
あるいは,難しい数学の問題を解くことに集中している時か。

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☆☆☆☆


  1. 2013/01/27(日) 05:22:32|
  2. 本 ☆☆☆☆
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