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和書・マンガの評価と感想の記録。

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[本の感想] コズミック・ゼロ



元日の午前零時、初詣客が消えた。それが謎の集団“セブンス”が仕掛けた日本絶滅計画の始まりだった。一体どうやって、何のために!? (Amazon)

ぬるい。

本書は清涼院流水の新たなデビュー作と銘打っているが,
こんなものでデビューしても話題にすらならなかっただろう。
彼のデビュー作・コズミックは賛否両論の作品だった。
だからこそコズミックは話題を持った,
賛否両論だから否が多くても構わない,
少数でも賛の意見を持ってくれればそれが強い味方になるし,
議論しがいがあるってもんだ。
でもこのコズミック・ゼロにはひきつけられる魅力が感じられない。

その要因の一つとして,この本のジャンルが
パニックサスペンスというのがあるんじゃないか。
このコズミック・ゼロにはミステリとしての要素が殆どない。
徹頭徹尾パニックものだ,恐れおののく人・人・人。
謎の要素が,どうやって日本を絶滅させるのかやその理由はぐらいだ。
しかもその方法が非現実過ぎて,読んでいて全く想像力が働かない。
最後のどんでん返しもふ~んという感じだ。
清涼院流水のフォロワーってミステリーの層がほとんどなんだから,
パニックものってのは難しいだろう,
新しい層のフォロワーでも獲得しようとしたんだろうか。

私がコズミックを既に見てしまっているからなのか,
やっぱり流水大説は500ページを優に超える話のほうが面白いと思う。
質より量というわけではないが,量もある程度は欲しい。
見る順が逆(コズミック・ゼロ→コズミック)であったなら,
また違った感想を持ったのかもしれない。

☆☆

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  1. 2013/05/21(火) 19:42:36|
  2. 本 ☆☆
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[本の感想] 自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門



裁判は民営化できる、国債は廃止、課税は最小限に、婚姻制度に法は不要―国家の存在意義を問い直し、真に自由な社会を構想する。(Amazon)

先に言っておこう,本書はリバタリアニズム入門とある。
しかし,リバタリアニズムに関して入門なのであって,
そのバックグラウンドとなる政治哲学ないし,政治思想は必要である。
この分野のビギナーな私にとっては,すごい読みにくかった。

特に一章目のリバタリアニズムの関する詳細な分類,
飛ばして次章から読んだほうがいい。
あの章を読むだけで,かなり読もうという意欲が減衰する。
これ一冊で大学の専門講義,丸々一学期分講義出来そうなほど。
昔大学で構造主義の講義に出ていて,
教科書にある新書を指定していたが,
まだそっちの方が読みやすい。
それくらいアカデミックな新書である。

もともとネオコンについての勉強したいなと思ってた時に,出会ったのが本書。
最近フランスで富裕層に対する増税がニュースになった。
税率75%というバカも休み休み言えという増税案に,
金持ちのみなさんは海外脱出をはかっているという。
どこの国でも不景気で,よく富裕層から金をもっとむしり取れと言われているが,
最近それに疑問を持ち始めている。
確かに貧困層に対しては,平等な機会を与えるため支援が必要だろう。
しかし金を稼いだものが,稼ぎ過ぎだから分捕れというのはどうなんだろう。
アラブ諸国みたいな度を越した金持ちは問題だと思う。
それは是正されるべきものだろう。
しかし,年収1千万~数億円の人たちを増税したとしても,景気は回復するのだろうか。
結局不満のはけ口を求めているだけじゃなにのか,
そんなことなら見なければいいだけじゃないかと思うんだが。

そう言えば,日本でも現与党が孫などへの贈与税の減税なんかを推し進めていたなぁ。
これは若い世代への富の再分配という点からも,いいことなんだろうと思う。
これがアベノミクスか。

一体個人の自由というのはどこまで許されるのだろうか。

そういうわけで,読んでみたんだが言いたい。
これは机上の空論か?
リバタリアニズムを元に議論させる題材が,突拍子もなさすぎてついていけない。
確かに,この思想をもとに考えると,その解法はなにも不思議ではないのかもしれないが,
現実問題こんな解答は受け入れられないだろう,それに反する論拠がなかったとしも。
つまり思考実験として,アカデミックな領域であれこれ話あうのはいいが,
現実の政治の場において,こんな意見を表明すれば,見識を疑うほどの内容だ。
なので上記の問題解決には何の役にも立たなかった。

最後まで読んでみたんだが,リバタリアニズムに著者の対する肯定・弁明で満たされており,
私個人としては,その説明で納得することが出来なかった。
もしリバタリアニズムを根底に生きる人間がいるとすれば,
それは反社会的な人間にしか見えないだろう。とんでもない怪物だろう。
個人の自由というものを最大限に発揮しぎて,
内容が学術面により過ぎていて,実問題の対処についてまったく意味がないように思えた。

政治思想ってのは,こんな夢みたいな理想を掲げて議論していくものなんだろうか。
もしそうならゾッとする世界を見た,
そう言えばサンデル教授も哲学を現実の場で論じるなみたなこと言ってたけど,
そういうことなんだろうか。

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☆☆


  1. 2013/01/23(水) 00:45:13|
  2. 本 ☆☆
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[本の感想] ぼくはオンライン古本屋のおやじさん



本書は、著者自身の個人的経験をもとに、オンライン古本屋の立ち上げ方、サイトの運営方法、お客さんとの付き合い方、仕入れなどの問題点、オンライン古本屋の現状などをまとめてみたものである。後半には「杉並北尾堂」の日記を収録してある。(Amazon)

なぜこの本を読もうと思ったんだろう,最後まではっきりと思い出せなかった。
多分「ビブリア古書堂の事件手帖」を読んで,古本屋ってのが気になって選んだんだと思うけど。
後で読もうリストにのってたので,読んだんだけど,少しめぐり合わせが悪かった。

そう,めぐり合わせが悪かった。

作者の北尾トロが,本を溜め込みすぎたんで
オンライン古本屋を立ち上げる様子が描かれた本だ。
ただ現在はその古本屋さんも在庫切れしてて閉店中みたい。
これってただ単に溜まった本を自分の手で売っただけじゃとツッコミを・・・。
確かに仕入れもしてたみたいだが,それも趣味の範囲をでないという感じだ。
本職はライターだから,それでいいんだろう。
趣味がこうじて古本屋をやってみたいという人には,読んで面白いんじゃないかな。
オンラインだけでやっていこうとするなら,本業の片手間で出来そうな雰囲気だ。
実店舗だとそうはいかないけど。

ただ最近ではブックオフのオンライン版・ネットオフや,
古書ネットのスーパー源氏なんかもあるし,結構競争がシビアそうだ。
そもそも作者の本の趣味が,オーソドックスな古本でなく
増版もなくほとんど売れなかった本というかなりマニアックだ。
こういう店主の趣味が反映する本屋ってのは,なかなか厳しいものがある。
少し前にあるテーマにそって本を売る「松丸本舗」が閉店した。
一度は言ってみたかったが,その機会は訪れず閉店を迎えた。
日本は出版物が他の国と比較して多いと聞く,
その中から特定の本を選び売っていくというスタイルは結構難しいんだろう。
オンラインの分,日本中どこでも繋がれるんで,
うまく常連を囲めば軌道にのれそうな気もするにはするが。
でも街の本屋もどんどん潰れているみたいだし,先行き不透明。

ちなみに後半のブログからの転載と思われる第5章は,
面白くもなくつまらなくもなく,なくてもいいんじゃないだろうか。
水増し感が否めない。
それより本についてのノウハウのほうを知りたかった。

まぁ,本が溜まりすぎてブックオフで売っても
二束三文で買い叩かれそうになったら,
この本の知識を利用させてもらうことにしよう。
専門書なんかブックオフだとタダ同然でしか買い取ってもらえないし。
そういうわけで,出会う時期が悪かった。こういうこともある,また会おう。

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☆☆


  1. 2013/01/19(土) 00:04:41|
  2. 本 ☆☆
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人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。



漫画しか読まなかった若く貧しき日の著者が、自腹で1,000万円を投資し1万冊を読破してつかんだ「つまらない人生」を変える超実践的読書術。(Amazon)

●若さとは,振り向かないこと
とにかく突き進めという感じがビンビン伝わってくる本。
読んでみると,ところどころ・・・いやかなり??という場面がたくさんある。
本が好きなのは,伝わってくるんだ。
でも自分の直感を信じすぎていて,
読者を説得できていないんじゃないかと。
私は納得できなかった。

とにかく文章の量が半端だ。
相手を説得させるには,
文を短くして読者の心象によるところを大きくするか,
文を長くして言葉を持って長々と説得するしかない。
そういう意味でどっちつかず,
全部が悪いわけじゃない,
納得できるところもある。
でも納得出来ない所はとことんできない。
その考えしかできてない(考えしかしない)ため,
その他の意見が間違ってるというような印象を受けるのはマイナス。
良く言えばこれが若さなのか。
振り向かない強さ。

これまでマンガしか読まなくて,
ある時本の魅力にとりつかれたのは分かる。
ところどころに著者の熱い重いが込められているのは分かる。
ただ,それがすべてとなっているのがいただけない。

●納得出来ない例:本は買え
図書館全否定ですね。
私は図書館にない本は内容を見て買うけど,
ほとんど借りている。
読みたい本を全部買うって,先行投資と考えても
元となる資本がないですw。

借りるより買うほうが本をいいといのも自分の経験によるもので,
ある意味反論のしようがない。
すべて自分のココロの思うがままでは。

この本の使い方は,
自分によさそうな所以外スルーで,
読んでいくのがよさそう。

今まで読書をあまりしていなくて,
本を読むことになんらかの指標がほしいなら読んでも損はないと思う。
ただ,私は自分の読書の仕方があるので,
相容れないところが多かった。

●損得で読書を語る。
たぶん私が拒否反応を起こしたのは,
読書という行為に損得を持ち込んだためだと思う。
ビジネス業界をいきる著者らしい読書法だと思う。
現実に役立てるという実にためになる本だ。
成果を求める読書法。

ただ私は,娯楽として読みたい。
別に現実に役立てなくてもいい。
損をする読書でも構わない,私は無駄すらも愉しむさ。

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☆☆


  1. 2012/08/15(水) 22:33:56|
  2. 本 ☆☆
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その癖、嫌われます



本人は無自覚だが、癖ほど他人を不快にさせるものはない。クチャクチャと音を立てて食べたり、貧乏ゆすりをしたり、頻繁にため息をついたり、舌うちをしたり、髪やひげを触ったり、ツメをかんだり…と挙げればキリがない。演出家として役者の癖と格闘してきた著者が、自分では気づきにくい癖とのつき合い方を指南。仕事や恋愛でよい結果を得られず、「見た目」を磨こうとする人がいるが、癖を直す方が何倍も効果的。ストレス過多で、癖が増える一方の現代人必読の書。(Amazon)


●私にはあいませんでした
「人は見た目が9割」の作者さんの新書。
う~ん。
とにかく内容が薄い。
不快になるクセをただ羅列していて,
最後に少しまとめ。
ごめんなさい,私にはあわなかった。

薄いというのを言い方を変えればシンプルになるんだろうけど。
やたら難解で専門的すぎる読みにくい新書もあるけど,
これはその対局,こういうとにかく新書も珍しいと思う。
なんていうかカルピスを出されて飲んだら”水??”というほど。

確かに不快になるクセがキレイにまとめられているし,
読みやすい文章ではある。
いかんせんこの本に書いてあるようにクセを気にしだすと,
他人の視線がこわくて生活できないじゃないかと思えるほど。

タイトルに惹かれて読んでみたが,本は見た目が9割・・・じゃなかったみたいです。

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☆☆
  1. 2012/07/12(木) 19:46:21|
  2. 本 ☆☆
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